ウォーキングの時間について、1日何分歩くのがいいのかや、効果的な目安、痩せる目安などを掲載。結論として、自分に合った時間を歩くのがベストですが、その理由を解説しています。ウォーキングの理想の時間設定が気になる方はぜひ参考にしてみてください。
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ウォーキングの時間は1日何分がいい?

ウォーキングの1日の時間は30分から1時間と言われていますが、結局のところ自分の能力に合わせるのがベスト。理想のウォーキング時間は目的やその人の筋力、体調などによってさまざまです。
歩き過ぎは疲労蓄積や食欲増進などにつながる可能性もあり、歩かなさ過ぎは効果を得られない結果になるので、自分に合った時間を見つけてみましょう。
ウォーキングの効果的な時間の目安は以下の3通りです。
- 10分:初心者
- 20分:健康目的
- 20分以上:ダイエット目的
それぞれ詳細を紹介します。
ちなみに、1時間以上のウォーキングについては以下の記事で紹介しているので、たくさん歩く場合は参考にしてみてください。
ゼロから始める方は1日10分からスタート

日頃から運動をしていなかったり、習慣化が苦手な方は1日10分から始めるのがおすすめ。
お買い物のついでや、通勤通学を利用したりする程度でもOKです。
歩くことに慣れていない方が長時間歩いてしまうと、筋肉痛や足にマメができてしまうこともあるので、継続できなくなる可能性があります。
また、そのようなことがあると習慣にできなくなることもあるので、少しずつ始めるのがよいでしょう。
慣れてきたら10分を2・3セットで歩いたり、20分前後を歩いたりするのがおすすめです。
健康目的なら早歩きを20分

健康を意識するなら20分を目安に歩くのがおすすめ。適度な疲労感や日差しを浴びたい場合にちょうどよい時間です。また、慣れてきたら1日20分を2セットで行うのもよいでしょう。
ただし、前述しましたが、いきなり長時間歩くのは体にとってもあまりよくないので、少しずつ慣らしていきましょう。
ダイエット目的には20分以上が目安

ダイエット目的の方は20分以上歩くのがよいとされています。
20分ほどで脂肪燃焼が始まると言われているので、20分ピッタリで終了するのではないので注意してください。無理のない程度に、ウォーキング時間を伸ばしてみましょう。
また、だらだら歩くのではなく、早歩きを意識するのがポイントです。
ウォーキングでダイエットしたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
ウォーキングを短時間行うメリットとデメリット
メリット
誰でもチャレンジできる

ウォーキングは老若男女誰でも始めることができます。
短時間なら運動が苦手な方も挑戦しやすいので、ダイエット目的がある方や健康のために運動をしたい方にも気軽に行えるのが魅力です。
隙間時間でできる

数分のウォーキングであれば、お買い物や休み時間などに行えるのもメリットのひとつ。
そのため、忙しくてなかなか運動ができない方にも向いています。もちろん、気分転換のお散歩程度でもできるので、リフレッシュしたい方にもおすすめです。
習慣化しやすい

短時間のウォーキングは習慣化しやすいです。
私生活に組み込みやすく、難易度が低いため、ダイエットがなかなか続かない方や、出不精の方でも比較的続けやすいのがポイント。
習慣化できたら、少しずつウォーキング時間を増やしていくのが理想です。
デメリット
なーなーになりがち

短時間のウォーキングはすぐに終わってしまうので、人によっては適当になりがちです。
日々の隙間時間に組み込める方であれば問題ありませんが、毎回「適当に歩いておしまい」なスタンスになってしまうと続かなくなってしまいます。
そうならないためにも、しっかりしたフォームで歩くことや、歩く時間を増やして効果を時間することを目的にするなど、自分が継続できるように工夫をしながらウォーキングをするとよいかもしれません。
効果があまりない

短時間のウォーキングはあくまで、習慣化や体を慣らすことが目的です。
そのため、ダイエットや健康などの効果は長時間のウォーキングと比べて効果が少ないことは留意しておきましょう。
ウォーキングを長時間行うメリットとデメリット
メリット
効果を得やすい

長時間のウォーキングが長ければ長いほど、消費エネルギーが増えるのでダイエット効果や疲労感が得られます。睡眠の質などにも影響があるので、生活リズムも整いやすいのがメリット。
もちろん、自分の体に合った時間と速度で歩くことが大前提です。
考え事にぴったり

長時間のウォーキングは考え事をするのにも向いています。体力に自信があるなら、悩み事解決のヒントやアイディアの閃めきを目的に歩くのもおすすめです。
その場合は、普段通らない道を歩いたり、景色のよいコースを歩いたりするのがよいでしょう。
ほかのトレーニングにもチャレンジしたくなる

長時間歩けるようになると体力や筋力に自信が付き、ランニングをしたくなったり、より長時間のウォーキングをしてみたくなったりします。
また、ダイエット効果を実感しているとジムでカラダを鍛えたくなることも。このように長時間ウォーキングは向上心が生まれるのもメリットと言えるでしょう。
デメリット
ある程度まとまった時間が必要

当たり前ですが、長時間のウォーキングにはまとまった時間が必要です。
30分程度であれば時間の確保はしやすいですが、1時間前後となってくるとある程度のスケジュール管理が必要になるケースもあるでしょう。
歩き過ぎは逆効果

無理して自分に合わない時間を歩いてしまうと、足を痛めたり、マメなどができたりしてしまいます。
また、疲れ過ぎて眠れなかったり、ストレスになってしまったりする可能性もあるので、自分に合った時間を歩きましょう。
日焼けする

日中ウォーキングを長時間していると日焼けします。曇りでも、冬でも日焼けするので、焼けたくない方はサングラスや日焼け止めを活用しましょう。
以下の記事ではウォーキング用のサングラスや日焼け止めを紹介しているので、参考にしてみてください。
ウォーキングの時間についてのまとめ
ウォーキングの時間について、1日何分歩けばいいのかや、痩せ始める時間、メリットデメリットなどを紹介しました。
基本的には以下の3つの効果的な目安があり、自分に合った時間を歩くのがおすすめです。
- 10分:初心者
- 20分:健康目的
- 20分以上:ダイエット目的
短時間ウォーキングのメリットとデメリットは以下の5つ。
【メリット】
- 誰でもチャレンジできる
- 隙間時間でできる
- 習慣化しやすい
【デメリット】
- なーなーになりやすい
- 効果が薄い
一方、長時間ウォーキングのメリットとデメリットは以下の6つです。
【メリット】
- 効果が得やすい
- 考え事に向いている
- ほかのトレーニングもしたくなる
【デメリット】
- 時間が必要
- やり過ぎはNG
- 日焼けする
以上のことを踏まえて、自分に合ったウォーキング時間を設定してみてください。